バハムート ラグーン
(忍術LV011-020)
背水の陣を敷いた鼠が猫をガブリ
20050425
LV020
窮鼠
描きたかったこと
「アサシンの起死回生の法 その一
窮地に陥る → 覆面とって正体ばらして自ら退路を断つことで、ここでやらなきゃ後がないって状況を作りだす → 己に喝入れ → 逆転」
アサシンて捕まえたらどう対処するのが適切なんだろう。後ろ暗いところがある場合は殺されかけたのを公にすると自分の立場も危ないし、やはり内密に処理すべき?
余談
砂漠のラグーン、ダフィラ。
「ダフィラについていいうわさは聞かない」とトゥルースが言ってましたが、国が腐ってるのか国民が腐ってるのかで言ったら前者かなと思います。あるいは両方腐りきってるのかもしれないけれど、元凶は国(例・あの王様)な気がする。
警察にあたる機関なんてそれはもう汚職でグダグダなんじゃ…(そもそもオレルスにそういう組織ってあるのかな)。自治体とか自警団的な民間の組織のほうがしっかりしてそう。
子供時代についてふれられているビュウ・ヨヨ・ナイトたちとか以外のキャラクターには小さかった頃が存在してないような感覚を持っていたのだけれど、そんなことはないんだとようやく気が付いた。
やっとこゲーム中でのにんじゅつの上限、LV20です。どこまでいけるかな。
なんとかの背比べ
20050422
LV019
サジンとゼロシンをならべたとき、サジンのほうが若干背が高いと絵的に描きやすいです。
理由 → タッパのあるゼロシンは想像つかない
アサシンのふたりは力や迫力でねじ伏せるタイプじゃなさそうなので、そんなに背は高くない気がしてます。隊長より低そう。
でも隊長にも特に高身長のイメージはない。…とするとアサシンズは「高くない」んじゃなくて「小さい」になるけれど、それもなんだか違うな…。
背高いといいなと思うのはバルクレイ。アナスタシアとの比較を考えたときに凹凸際立って微笑ましい感じがするのです。
想像で物言う会
20050414
LV018
時折サジンについていけないゼロシン
「眉間に水滴」…昔塾の先生に聞いた話なんですが、これは本当なんだろうか。拷問として使われてたのは事実らしいんだけど、効果が出るまでには気の遠くなるような時間が必要そう。
ファーレンハイトでのアサシンズはどこで生活してるのかと考えて、さすがにあの艦の入り口じゃどうかと思うのでふたりまとめてちっちゃな空き部屋に放り込んでおくことにしました。隔離。
しょうもない行為をするにあたって、本人なりに意義があると信じて事を起こすのがゼロシン、心底どうでもいいなあと思いながらそれでも行動するのがサジン…というイメージ。
ゼロシンについていただいたコメントに、ゼロシンは「出来る奴」というよりは「使える奴」かも…というのがあったんですが、なんか、すごく、わかります。
ゼロシンのイメージには、普段あんなでもいったんスイッチが入ればそれなりには動ける…というのがある(イメージというか、動けてなきゃもう生きてないだろうと思う)。
けれど、そのスイッチが入るところまでは誰かがけしかけて持っていかなきゃならない、というような気もまたしています。そのために人になにかを命ぜられたらそれを頼られること=友情と錯覚して張り切りそうで、それをわかってる人から見ればゼロシンは「使える」カテゴリ。
そしてていのいい思惑にのせられてるのに気付かず、友達ができないと嘆き続ける当のゼロシン。
隊長あたりがこのへん心得て上手く操れそうな気配がするが…。金が絡んでいるからゼロシンもさすがに仕事と思うかな。サジンにはそんな回りくどい方法ではなく動かす術を知っていてほしい。相棒関係の裏にあるのが利用する・されるの損得の情のみでは少し悲しい。
でもやっぱり、「かあさん」という唯一の心の支えを忘れずに、自ら頑張るときもあってほしいと思います。
アサシンの能力
20050412
LV017
アサシンはオールラウンドプレーヤー。
武器攻撃でもそこそこいける、少ないSPで属性攻撃可能、回復も可能、まやかしでアシストも。アンデッドにも対応、移動力もそれなり、川凍らせたり山切り崩したりも一度にどーんと広範囲。いちかばちかのいあいぎりで四面楚歌の局面から逃れることもできなくはない。
このオールマイティーな能力設定、アサシンが本来ならば単独行動を常とする職業であるということを暗に示しているようで、なんだかいいなと思います。
例えばどこかの屋敷にふたりで侵入→暗殺するにしても、鍵開ける人と音を立てずに首掻っ切る人が別々ではちょっとやりづらい。ならば最初からまんべんなく技術を持てば問題ない。
仮に見張りに見つかって刺されてもチャクラがある。最悪一人が生き残っていさえすれば最低限の任務はこなせるはず。
過程はどうあれ、結果を出すことを前提として技術仕込まれてるんだろうな…とか想像ふくらみます。
ただそう考えると、サジンとゼロシンが反乱軍といっしょに長期間行動してたのがよりいっそう不自然に感じられる。リベロにはそれなりに正しい雇われ方してるのに、どうしてビュウにはあんな雇われ形態をとったやら。ビュウにはめられたのか、あるいはアサシンふたりが金欲しさに業種を無視したのか、それともただ話聞いてなかったのか…謎が謎を呼びまくりです。
文字にすると万能そうだが実際使うとそんなに便利なわけでもなくて、結局はどっちつかず、それがアサシン。しかしそこがまたいい。
涸れた井戸より
20050409
LV016
LV10にいただいたコメントでサウジアラビアの男性の民族衣装の名前を知ることができました。トーブというそうで、調べてみたらやはり暑さ対策に特化してる模様。
襟元も袖口もだらっとしてたほうが風通しよくて涼しいかなと思ってたんですが、きっちり閉じてあるほうが外気が入りこむのを防げて涼しいというのでびっくり。さすが日本とは気候が違うなあ。
アサシンの随所に見られる和要素はダフィラの文化に基づいたものだったらいいなという希望があるので、ダフィラのモデルは中東八割・日本二割ぐらいで考えてます。
おさらい
20050409
LV015
没ったゼロシンまんが。
アサシンをおさらいしよう。それぞれのいくつかの特徴について。
ゼロシンのキーワードは「母親に仕送り」「友達ほしい」「笑顔の練習」など。
サジンのキーワードは」ゼロシンとのつきあいはクール(この表現なんとかならんのか)」「ヌメヌメきもちわるい」「うらみちかいどう」など。
ゼロシンの場合、ひとつひとつのキーワードが線でつながり面が生まれて、そこに細かい性格などがぼんやり浮かび上がってくる気がする。
しかし一方のサジンの場合、それぞればらばらな点として存在するばかりで私の中では一向につながらない。
なのでサジンのイメージには確固たるものがまだあんまりないです。「友達をほしがってるゼロシン、そんなゼロシンとも仕事の話しかしないサジン」というエピソードからサジンとゼロシンはわりと対照的という印象を受けたので、ぼこぼこでてくるゼロシンのイメージに乗っかってサジンのイメージを考えたらこんなふうかな、というかんじ…。
もっとキーワードがほしいなあ。でもそれはリメイクされないかぎり無理な話なので、とにかくいじりたおすところから始めたい。
ゼロシンについて・ふたたび
20050328
LV014
ぼんやりとゼロシンについて考えていると決まって頭をよぎるもの…具のないお吸い物。
そう思う理由はわかりません。ゼロシンがお吸い物好きだとか、彼やそのかあさんの得意料理がお吸い物だとか、お吸い物につられてアサシンになったとか、そういう気がしているわけじゃない。
お吸い物は別名「澄まし汁」、かといってゼロシンに澄んだイメージを持っているってのでもない。奴はどちらかといえば濁っていてろくでもないの部類に入ると思う(澄んだイメージというとルキアがぱっと浮かびます。お吸い物感はないけど…)。
なのに私の中では「ゼロシンといえばお吸い物、お吸い物といえばゼロシン」になりつつある。既存のキャラにもってる勝手なイメージっていろいろあるけど、これは我ながらとてもいやです。意味さえわからない…。
ものすごい偏見です。
仮に、ゲーム中のゼロシンの行動が彼の性格のすべてを表していると考えると、ゾラじゃあないが横っ面に張り手一発かましたくなるのです。
ダフィラにいるときはともかくとして、ファーレンハイトに来てからの様子がアレだ。べつにこれといったことはなにもせずただ「始終かあさんになにかを伝えている」だけなんだけど、それがアレだ。
正直、張り手をかます正当な理由も、かまされるほど非難されるべき事由も、ひとつとしてない。あえて言うなら、ただなんとなく、漠然と、暗いのです。つきあってて本気でいらっとしそうな暗さである。「……」が多すぎる。心中でのつぶやきぐらいは迷いを捨てろ。
無論あれは誇張表現であって、ほんとは朝から晩まで「かあさん…」なんてやってて仕事しない、ってわけではないとは思います。そんなんだったらサジンは有無を言わさず相棒関係解消してるだろうし、なにより忍び込んだ先でとっくの昔に返り討ちにあってるはずだ。
なのでゼロシンはまったくの無能というわけではない…といいな。
ゼロシンについて考えてると、「普段はもっとハキハキしててもいいだろう、ちゃんと声に出して人と接するときにはあんなに三点リーダ多くないだろう、たぶん…」と思うことがある。なのでまんがで描くときにはちょこっとまともに補正しようと気弱な要素を薄めてるつもりなのですが、加減がわからなくて今度は妙に内弁慶(この場合、身内=サジン)になる。自分の思うゼロシンを描いてるつもりが、そうは見えなくなってくる。やっぱりゼロシンに似合うのはあの暗さなんだ、と思い知ります。
素直に「ゼロシンはどこをとっても役立たずだけれども、サジンの尻拭いの技量がものすごいからかろうじて生き長らえているのでは?」というのも考えた。けれどそれだと「死地に飛び込む仕事をしてるのに、死を回避する能力がさっぱりな相棒と組んでる」サジンの思惑がわからんので、今のところ保留としております。
じゃあやっぱりやるときはやるのかなと考えてみて、またループ。
ゼロシンに――サジンもだけど――腕利きであれとは言わない。いる場所はアサシンランク(?)の底辺でもいい。
ただ、自らアサシンを名乗るからにはやるこたやってくれ、そのための最低限の技量は備えていてくれ、やらないなら早いとこ母親の元に帰れ。そんな簡単に帰れるか知らんけど帰れ! 無駄死にしたらかあちゃん悲しむ。かあちゃん悲しんだらゼロシンもつらかろう。
もうほんと、ゼロシンについて考え出すと止まりません。彼には幸せになってほしいのだ。
そしてもうひとつ、幸せになってほしいというのと矛盾するけど、ゼロシンに望むことがある。
アサシン自称する以上、普通の生活(友達作りたいとか)に対してのあきらめというものが見たい。
どんな経緯でそんな職についたのかはわからないし、もしかしたらあらゆる幸運に見放されてむりやり放り込まれたアサシンの道なのかもしれないが、なったからには腹を据えろ。いまさらどうにもならない。あきらめろ。
(とは言えここであきらめたらなんの変哲もない普通のアサシンになっちゃう気がするけれど)
ゼロシンのせりふには「他人が不幸になるのはかまわないが、自分が不幸になるなんてことは少しもあっちゃいけない」みたいなきもちがにじみ出てるように思えて気になるのです。いくらなんでもそれはないだろ、自称アサシンよ。
興奮しすぎたので後日今一度考え直そうと思う。もっと客観的に攻めたいです。
複数の人種をひとつの艦にぶちこむにあたり
20050326
LV013
おれたちアサシンです。
そう公言してはばからない人物を会議のひとつも開くことなく軍に迎え入れ、ファーレンハイトという空の密室で同居させ、さらにそこに住む人間の暗殺を指示する。
それがビュウである。ファーレンハイトで暮らす者たちのリーダー的存在。
そんなわけのわからないリーダー、私ならすっごくいやです。雲海を突き進むファーレンハイトの艦首像から飛びおりてでも逃げ出したい。
しかし、リーダーの人格にはなはだしい疑問を感じたところでそう簡単に抜けられる共同体でもあるまい。なので脱走はあきらめ、要注意人物のレッテルをビュウからアサシンに貼り直す。貼り直さずとも最初からべたべたに貼られてるだろうけど、よりいっそう警戒する。
標的にしか手を下さないとわかっていても、ひとつ屋根の下にアサシンなんてのがいたら夜眠れなくなるんじゃないだろうか。その標的が自分じゃないって保証はない。夜だけじゃなく、朝も昼も、つねにドキドキ。
「アサシンに近付いてはいけない。だって怖いし、人殺してなおのうのうとしてるし」…もし自分がファーレンハイトの一員になったらきっとそんなふうに考えると思います。でもバハラグの世界において殺人とは決して非日常な行為ではないわけで、キャラたちの反応は当然もっと違ったものになる。
それにしたって、アサシン雇った以降の章での軍のみんなの平静ぶりは考慮の範囲をこえていました。平静どころか、アサシンのことが話題にものぼらない。実は内心びびってる…というわけでもないみたい。さすがだな。あの世界の倫理観がどんなんなのかなど知る由もないけれど、軍人とアサシンの間に意識の違いがどれほどあるのか、それが気になる。
それにしても、素顔見せたらいけない立場の人が集団生活してるってのはなんなんだろ、と思います。絶対不都合が生じるだろうに。
あの艦の入口のすみっこにいるとき以外の行動を食事から睡眠まですべて艦外でこなしてるのなら問題ないのかな。裏の森にテントでも張ってそこに住むか? 空いてる倉庫借りてそこで寝るか? 厨房借りて自分たちでご飯作って、お風呂も外に作って…それか一定時間貸切にして…。そんな特別待遇はいやだなあ。
アサシンだってことはビュウにだけ言ってあって、他のひとにはただの戦闘員ですって職業偽っている…というのはどうだ。それなら寝食共にして顔見せても、のちの生活に支障ない。
艦の入口付近を歩いていてふと見ると、サジンの周りに石碑のような「なにか」がこさえてあるが、それがなんだかはわからない。ディアナがクルー行方不明のウワサを持ってくる日には決まってその「なにか」が増えているが、そのふたつの間にある関連性には思い当たりもしない。そんなボケボケ解放軍。
…だめだろう。
アサシンについて
20050323
LV012
そもそもだ。アサシンて、なんだ。
アサシン、暗殺者。それはわかる。この際これは置いておく。私が気にしているのはバハラグのアサシンについてである。さらに言えば、サジンとゼロシン以外のアサシンについて。
アサシンは他のジョブに比べて人数が少ないので、サジンとゼロシンのもってるアサシン的部分=アサシンのすべてのような印象を受けてしまうことがあるのだけれども、本当はオレルスにはもっと多くのアサシンがいるはずだ…。
そこでいくつかの項目について、サジンとゼロシン特有のものなのか、それともバハラグ界のアサシンのスタンダードなのか、考えてみます。
(この項にかぎり、「アサシン」という言葉はサジンとゼロシンではなくジョブそのもののことを指します)
見た目が違えど色が違えど出身地が違えど、ジョブ名が同じであるかぎり、使えるフィールドコマンドもいっしょなのがバハラグ。てことは、忍術はきっと全アサシンが有する技能なのだろう。
「アサシンはみんな忍術を使う」ので、それに合わせて格好もみんな揃って忍者っぽくしてる(制服?)。よってアサシンスタンダード。
「アサシンはみんな忍術を使う」からと言って、みんながみんな忍者の格好をする必要もない。あの服は単にサジンとゼロシンが実用性と個人的な趣味で選んだ、彼ら特有のもの。
そんなことは決まっていない。頭になんかかぶってるとほぼ強制的にグラフィック使い回し班に回されるのがバハラグ界の鉄の掟なので、ふたりの服装が色違いなことにはこれといって意味も理由もない。強いて言うなら制作スタッフの大人の事情。
3以外がいいです。
(仮にあの服装が他のアサシンたちとおそろいなのだと考えると、アサシン業界にはギルドのような組織があるということになる。終盤で足を洗うと宣言したふたりだけど、そう簡単に抜けられるものなんだろうか)
オレルスにおいてアサシンとは胸をはって公にできる職業なのである(なにをどうやったのかはわからないが、日陰人生はもういやだと思った先人たちがいろいろ努力をして人権改革を成し遂げたのだ)。アサシンはみんな、街頭でも飯屋でも人目を気にせず気軽に自分を売り込む。時季になると「アサシンはじめました」の看板も。
サジンとゼロシンが浅はかだった。あんな雇われ方をしてるのはオレルス中のどこを探してもこのふたりしかいない。
サジンとゼロシン特有であれ全アサシン共通であれ、「こいつならきっと雇う」と確信した人にのみ声をかけてるので問題ない。これがまあびっくりするほど当たる当たる。
「人生うらみちかいどう……」というサジンのせりふからはアサシンは日陰者だと自覚してる様子がうかがえるので、1はまずないように思う。
…あんまりよくわかりませんでした。
ところで、お仕事するときは忍術使うんだろうか。あんさつ・いあいぎり・まやかし・チャクラあたりは使えると思うけど、かとんとかの広範囲&騒音術はどうも向いてないような気がします。ただしとめりゃいいってものでもないだろう。周りに気付かれないほうがいいだろう。
あんさつ・いあいぎりは術というより行為の名称だから、かとんとかの純粋に術っぽいものだけ見てみると、忍術って暗殺にはあんまり有用でないかんじ。
雇い雇われ
20050321
LV011